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台湾台東に関わって40数年、その間に経験した楽しかったこと面白かったことびっくりしたことなど、現地の状況や日本との比較なども含めて紹介したいと思います。
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素人短歌(2009−2010)


愛こそが そう信じつつ ふと過ぎる out of sight out of mind
あいこそが そうしんじつつ ふとすぎる アウトオブサイト アウトオブマインド

山の端の 真白き雲に目をこらす 貴女に似たとこ 何処かないかと
やまのはの ましろきくもにめをこらす きみににたとこ どこかないかと

鏡なら 貴女の姿 見てみたい 今か今かと 十五夜の月
かがみなら あなたのすがた みてみたい いまかいまかと じゅうごやのつき

フォルモサの 秋の山肌 モクゲンジ 紅葉とまごう 鮮やかさかな
ふぉるもさの あきのやまはだ もくげんじ もみじとまごう あざやかさかな

フォルモサの 秋の山肌 モクゲンジ 君の唇 思い出す
ふぉるもさの あきのやまはだ もくげんじ きみのくちびる おもいだす

手をつなぎ 歩くカップル 横に見て 帰国する日を 指折り数え
てをつなぎ あるくかっぷる よこにみて きこくするひを ゆびおりかぞえ

秋深し 市場に並ぶ芋達を 見て思い出す 貴女の煮転がし
あきふかし いちばにならぶいもたちを みておもいだす きみのにころがし

 
今日もまた 入らないのか 入るのか 仕込みしながら 想うは貴女
きょうもまた はいらないのか はいるのか しこみしながら おもうはあなた

故郷に 向かいて背伸び してみても ただ見えるのは 夕暮れの月
ふるさとに むかいてせのび してみても ただみえるのは ゆうぐれのつき

台湾で サンマの煙に 目が潤む 日本の紅葉 今盛りかな
たいわんで さんまのけむりに めがうるむ にほんのもみじ いまさかりかな

砂浜に 佇む女性の シルエット 貴女であればと 名前呟く
すなはまに たたずむひとの しるえっと きみであればと なまえつぶやく

間違いで 塗り固まった 人生で ただ一つだけ 貴女は真実 
まちがいで ぬりかたまった じんせいで ただひとつだけ きみはしんじつ

我が人生(道)に 貴女の御姿 なかりせば さぞやこの世は 長閑けからまし
わがみちに きみのみすがた なかりせば さぞやこのよは のどけからまし

誰が為 生まれし命 早60歳 それでもまだある 男のプライド
たれがため うまれしいのち はやしっくすてぃー(シックスティー) それでもまだある おとこのぷらいど

手の内で 弄ばれて 捨てられて 安全牌の悲しき運命
てのうちで もてあそばれて すてられて あんぜんぱいの かなしきさだめ

有時候 要忘記 我想 眼前之車的号碼牌 貴女的イニシャル(自己姓名縮写字母)
ときどきは わすれてみようと おもうけど めのまえにある あなたのいにしゃる

朝夕に 犬戯れる 公園は お墓の跡で 人影はなく
あさゆうに いぬたわむれる こうえんは おはかのあとで ひとかげはなく

入るかな? いやダメだろな CUSTOMER 十三日の 今日は金曜
はいるかな いやだめだろな おきゃくさま じゅうさんにちの きょうはきんよう

風砂去り 目眩くよな 山肌に 亜熱帯にも 冬の訪れ
ふうささり めくるめくよな やまはだに あねったいにも ふゆのおとずれ

淋しさに つい手が伸びる 甘い物 食べてみようか 貴女のメールも 
さみしさに ついてがのびる あまいもの たべてみようか きみのめーるも

町並みが 歩いてみると よく見える いつも車で 行き来する道
まちなみが あるいてみると よくみえる いつもくるまで いききするみち

100年の 歴史刻んで 朽ちかけた 日本時代の 木造の家
ひゃくねんの れきしきざんで くちかけた にほんじだいの きづくりのいえ

不意に出る 思いがけない あの言葉 我がDNAに 父母宿る
ふいにでる おもいがけない あのことば わがでぃーえぬえーに ちちははやどる 

明日から 貴女の来ない 沖縄へ 生涯最低 最悪の旅に
あしたから あなたのこない おきなわへ しょうがいさいてい さいあくのたびに

逝く人に 手を合わせては 両親の 身罷りし歳と 我が歳数え
ゆくひとに てをあわせては りょうしんの みまかりしとしと わがとしかぞえ

髪切って エステに行くと 網路電信(E―メール) 瞼に映るのは いつもの貴女
かみきって えすてにいくと いーめーる めにうつるのは いつものあなた

南国に 咲く艶やかな 花Sなれど きみを想えば 色も褪せらむ。
なんごくに さくあでやかな はなたちなれど きみをおもえば いろもあせらむ

花や木や 気候も同じ 沖縄で ただ違うのは 君の声聴ける
はなやきや きこうもおなじ おきなわで ただちがうのは きみのこえきける

メンソーレ トックリキワタの 花乱れ ブルーの海に 風も吹くサー
めんそーれ とっくりきわたの はなみだれ ぶるーのうみに かぜもふくさー

琉球の 歴史の陰の戦跡が 今でも残る 島のあちこち
りゅうきゅうの れきしのかげのせんせきが いまでものこる しまのあちこち

スーパーの 刺身の中の アオブダイ 日本なのかな 琉球の島
すーぱーの さしみのなかの あおぶだい にほんなのかな りゅうきゅうのしま

気がつけば 紫煙を絶って 一年に でもまだ時に 口が寂しく
きがつけば たばこをたって ひととせに でもまだときに くちがさみしく

イタリアに 大根はないとイタリア人 訊けばなんと 白きニンジン(carota bianca)
いたりあに だいこんはないといたりあじん きけばなんと しろきにんじん

猩々花(ポインセチア)南の島のクリスマス 生け垣の中 ただひっそりと  
しょうじょうか みなみのしまのくりすます いけがきのなか ただひっそりと

あらたまの 年を迎えむ 身心に 忘れたしこと 嗚呼いくばくや
あらたまの としをむかえむ みごころに わすれたしこと ああいくばくや

たらちねの(親不行) 母にしきりに謝りて 謝りきれぬ 夢の中では
たらちねの ははにしきりにあやまりて あやまりきれぬ ゆめのなかでは

珊瑚礁 眩しいほどの 太陽に 五色の海面 川平の入り江
さんごしょう まぶしいほどのたいように ごしきのうなも かひらのいりえ

朋友ありて 遠き台東 来られしも あれこれ足りぬ 案内むずかし
ともありて とおきたいとう こられしも あれこれたりぬ あないむずかし

あしひきの(古道行く) 山々巡りて 身心に響く 山水の流れ 彼らの鼓動
あしひきの やまやまめぐりて みにひびく さんすいのながれ かれらのこどう

真っ白に 透き通るよな 貴方の肌 思い出させる 豆乳の鍋
まっしろに すきとおるよな きみのはだ おもいださせる とうにゅうのなべ

節分に バレンタインに 旧正月 どれもこれもが 他人事のよう 
せつぶんに ばれんたいんに きゅうしょうがつ どれもこれもが ひとごとのよう

新年の 朝を迎えて 鏡見る いつもの私で起きた私 
しんねんの あさをむかえて かがみみる いつものわたしでおきたわたし

缶ビールの 栓を飛ばしてハッとする 昨日決めた 今日は休肝日
かんびーるの せんをとばしてはっとする きのうきめた きょうはきゅうかんび

金沢を 巡り巡った思い出は 貴方には一日 我には一生
かなざわを めぐりめぐったおもいでは きみにはひとひ われにはひとよ 

昨夏は 烈火爛漫 鳳凰花 新たな年に だらしなく垂る
あのなつは れっからんまん ほうおうか あらたなとしに だらしなくたる

ひさかたの 月見て湯から見下ろせば 知本溪の濁り戻りて
ひさかたの つきみてゆからみおろせば ちっぽんけいのにごりもどりて

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[2011/11/07 22:54] | 素人短歌
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